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包茎手術

包茎とは

陰茎の先端(亀頭)が包皮でおおわれている状態のことです。成人でも珍しくなく、程度はさまざまです。

主な分類

仮性包茎

手でむくと亀頭が出る状態。

カントン(嵌頓)包茎

むくと包皮輪がきつく、締めつけや戻りにくさがある。

真性包茎

包皮の入口が狭く、亀頭を出せない状態。

治療が検討される主なケース

  • 排尿時に包皮がふくらむ、炎症をくり返す
  • カントン包茎で締めつけ・痛みがある
  • においや衛生面が気になる
  • 見た目や機能面のお悩みがある

必要性の判断は診察のうえでご相談します。

当院の手術の特長

10万円

術後診察代・術後投薬を含む 追加費用なし

(初診料・初診時術前採血は含みません)

日帰り

入院なし。当日ご帰宅いただけます

約60分

手術そのものの所要時間の目安

術式について

術式は「包皮環状切除術」です。余分な包皮を環状(帯状)に切除し、断端どうしをていねいに縫い合わせます。

麻酔

仙骨硬膜外麻酔・陰茎根ブロック・局所麻酔を組み合わせて行います。

縫合

吸収糸を使用し、基本的に抜糸は不要です(適宜抜糸することがあります)。

自由診療(自費)です。公的医療保険は適用されません。お支払い方法は受付でご案内します。

手術の手順(図解)

手術はおおむね次の流れで進みます。

切開線をデザイン

切除する幅を決めて全周にマーキングします。

包皮を環状に切除

帯状の包皮を全周にわたって切除します。

止血

電気メスなどで出血を止めます。

断端を縫合

断端どうしを吸収糸で縫い合わせます。

所要時間の目安は約30〜60分です。麻酔が十分に効いていることを確認してから開始します。

麻酔について

痛みをできるだけ抑えるため、複数の麻酔を組み合わせて行います。

仙骨硬膜外麻酔(せんこつこうまくがいますい)

お尻の骨(仙骨)のすき間から麻酔し、陰部の広い範囲の痛みをやわらげます。背骨の神経には直接針を入れません。

陰茎根ブロック

陰茎の付け根に麻酔し、陰茎全体の感覚を広くブロックします。

局所麻酔

手術する皮膚そのものにも麻酔を追加し、効果をより確実にします。

効き方には個人差があります。術中に痛みがあれば追加麻酔で対応します。まれに頭痛・血圧低下・吐き気・アレルギーなどが起こることがあります。

手術当日の流れ

来院から帰宅までの流れです(半日程度を目安にお考えください)。

受付・確認

問診票のご記入、本人確認、当日の流れのご説明。

診察・説明

医師が状態を確認し、手術の範囲を最終決定します。

準備・入室

術衣にお着替えいただき、手術台へご案内します。

麻酔

仙骨硬膜外麻酔・陰茎根ブロック・局所麻酔を行い、効果を確認します。

手術

包皮環状切除術を行います(約30〜60分)。

休憩・帰宅

回復室で休んで麻酔の状態・体調を確認し、会計後にご帰宅いただきます。

麻酔の影響が残る場合があります。当日はご自身の運転を避け、公共交通機関や送迎をご利用ください。

手術の合併症・リスク

どの手術にも一定のリスクがあります。対策は行いますが、次のような合併症が起こりえます。

出血・血腫

術後に出血や、皮下に血のかたまりが生じることがあります。

感染

創部が赤く腫れる・膿むことがあり、抗生剤で治療します。

創部の離開

縫合部が一部開くことがあり、再処置が必要な場合があります。

腫れ・内出血

数日〜数週間で軽快しますが、一時的に強く出ることがあります。

痛み・つっぱり感

勃起時の違和感を含め、通常は徐々に落ち着きます。

傷あと

赤み・硬さ、まれにケロイド・肥厚性瘢痕が残ることがあります。

見た目・左右差

仕上がりの感じ方には個人差があり、修正を要する場合があります。

感覚の変化

亀頭の感覚が一時的に変わることがあり、多くは徐々に戻ります。

気になる症状があるときは、我慢せず当院へご連絡ください。

術後の注意点(当日〜数日)

手術当日から3日ごろまでの過ごし方です。

安静

当日は安静に。長時間の歩行・立ち仕事は控えめにしてください。

シャワー・入浴

シャワーは翌日から可。湯船は医師の許可があるまで控えます。

内服

処方の鎮痛剤・抗生剤を指示どおりに。痛みは我慢しないでください。

下着・ガーゼ

締めつけの少ない下着で創部を安定させ、ガーゼは指示どおり交換。

飲酒・喫煙

飲酒は数日控えめに。喫煙は傷の治りを遅らせます。

出血したとき

清潔なガーゼで軽く圧迫。止まらない・増えるときは当院へ連絡。

発熱、強い痛み、悪臭のある分泌物、増えていく出血 などがあれば早めにご連絡ください。

術後の注意点(〜1か月)

1週間から1か月ごろまでの注意点です。

抜糸

吸収糸のため基本的に不要。溶け残ってチクチクする糸は診察時に適宜抜きます。

通院

術後1週間前後・1か月前後などに経過を確認します(回数は状態により調整)。

運動・自転車

軽い運動は1〜2週間後から。自転車・激しい運動・サウナ・長風呂は3〜4週間ごろまで控えます。

性行為・自慰

自慰は医師の指示があるまで禁止です。性行為も創部が安定するまで(おおむね3〜4週間以上)控えてください。

腫れ・むくみ

数週間残ることがあり、完全に落ち着くまで数か月かかる場合があります。

傷あとのケア

こすらない・強く引っぱらない。気になるときは診察でご相談ください。

回復の早さには個人差があります。日常生活への復帰時期は診察時にご相談ください。

費用について

総額

10万円(税込み)

自由診療(自費)/術後診察代・術後投薬を含む

内訳の考え方

手術・術後のお薬・経過観察をまとめた金額です。別途の材料費や処置料を後から請求することはありません。(初診料と術前採血は含みません)

追加費用

0円 ― 当日の追加のご請求はありません

料金に含まれるもの

  • 手術代(包皮環状切除術)
  • 術後の投薬(鎮痛剤・抗生剤 など)
  • 通常の範囲の術後経過観察

上記以外の追加費用は原則かかりません。

自由診療のため公的医療保険は適用されません。お支払い方法は現金のみとなります。

よくあるご質問

Q.痛みはありますか?
A.

麻酔中はほとんど痛みを感じません。麻酔が切れた後は痛みが出ますが、処方の鎮痛剤でコントロールできる程度が一般的です。

Q.仕事はいつから可能ですか?
A.

デスクワークなど負担の少ない仕事は翌日〜数日で戻れる方が多いです。立ち仕事・力仕事は数日〜1週間ほど余裕をみてください。

Q.まわりに気づかれませんか?
A.

服の上から分かることはありません。動作に配慮が必要なのは最初の数日〜2週間程度です。

Q.傷あとは目立ちますか?
A.

傷は陰茎の途中を一周する形で残りますが、時間とともに目立ちにくくなることが多いです。体質により赤み・硬さが残る場合があります。

Q.保険は使えますか?
A.

当院の包茎手術は自由診療(自費)です。真性包茎・カントン包茎など治療が必要と医師が判断する場合の保険診療の適否は、診察時にご説明します。

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